「昔の電化製品は叩くと直る」は本当だった!? 庭の外灯が復活、明かりが灯ったのは…
実は、祖父との思い出の外灯
“王子様のキス”ならぬ、“雹の空手チョップ”によって目覚めた「眠りの庭の外灯」。 今ではすっかり元通りになったそうで、家のスイッチで点灯/消灯することもでき、「毎日夕方になると点けている」といいます。 猫が好きさんも書かれていた通り、今回の出来事は「昔の家電は叩くと直る」という都市伝説を証明しているようでもあり、その意味でも興味深い現象といえるかもしれません。しかし、猫が好きさんにとっては、また別の思い入れもありました。 実は、こちらの外灯。猫が好きさんのお祖父さんとの思い出の品だったのです。 印刷出版関係の会社をされていたというお祖父さん。「カタギになりたい奴を全員引き上げる」という強い想いで、親や環境に恵まれず反社組織に堕ちた人とも向き合い、たくさんの人々を導いてきた「暗い闇夜の灯火のような人」だったといいます。 外灯が壊れた時、「新しい外灯にしましょう」という提案もあったそうですが、20年間捨てられなかったのは、お祖父さんとの思い出が詰まっていたためでした。 雹のように力強い人だったお祖父さん。20年ぶりに我が家を照らしてくれた外灯に、猫が好きさんは「まるで祖父がそこにいてくれるような気持ちになった」と語ります。 雹に乗って、お祖父さんが舞い戻ってきてくれたのかもしれませんね。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))
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