小倉智昭さんの語りは「バラエティーに富んでいた」 人気芸人が追悼「寂しいですね」
カンテレ『旬感LIVEとれたてっ!』でコメント
お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬が10日、MCを務めるカンテレ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に出演。がん闘病の末、9日に死去したことがわかったキャスターの小倉智昭さん(享年77)を悼んだ。 【写真】今年9月のイベントに登壇した小倉智昭さんの姿 フジテレビ系『とくダネ!』で1999年から2021年まで22年間にわたってMCを務め、歯切れの良さで人気を博した小倉さん。俳優・宮崎美子は「ラジオをおやりになってたときに、その中の5分間のミニコーナーでしたけれども、何度かお話させていただいて。本当にそのまんま、明るく張りのあるお声で、(私が)初めてやるもので励ましてくださったのをすごく覚えています」と振り返った。 「本当に明るい方で、伝えたい、おしゃべりしたいという気持ちが前面にあふれていて。最後のがんのこと、自分のことについても“とにかく伝えるんだ”っていうことですよね。すごく尊敬できる先輩だなと思います」とコメント。青木源太アナは「がんに対しても“小倉節”というのがありましたよね」と続いた。 吉田は「小倉さんの、ニュースの内容まで分からなくても、声のトーンなのかテンポなのかリズムなのか、朝から求めてたというか。もうあの語りが聞けないというのは寂しいですね」と思いを明かした。さらに、「抑揚がバラエティーに富んでましたよね。(気象予報士の)天達さんを呼ぶ、“アマタツ”みたいな。終盤ちょっと、空気感を変えるあの呼び方とか」と技量をたたえた。
ENCOUNT編集部