元TBSアナ・アラフォー独身の私が“平成初期に憧れたモノ”に釘付けに…「あの頃買えなかったモノを買う」素晴らしさ
2010年にTBSに入社し、『朝ズバッ!』『報道特集』などを担当したのち、2016年に退社したアンヌ遙香さん(39歳・以前は小林悠として活動)。 【画像】アンヌさんが子ども時代に憧れていたもの TBS退社から8年経った今年、紆余曲折を経て20年生活した東京を後にして活動拠点を故郷北海道に戻したアンヌさん。アラフォーにして再スタートを切った「出戻り先」でのシングルライフの様子や心境をつづる連載です。 第12回となる本記事ではエピソードを綴ります(以下、アンヌさんの寄稿)。
あるアラフォー女性のインスタ投稿に釘付けに
先日、何の気なしにInstagramを眺めていた際、あるアラフォー女性の投稿が目をひきました。 小さいとき、同級生がキラキラのガラスの靴のようなシューズを履いていて、それがとっても羨ましくて、アラフォーになってやっと似たようなものを買えた、あの頃の夢を今になって叶えた、という内容でした。 写真が手元にないもので、その画像をお見せできないのが歯がゆいのですが、私とだいたい同世代の女性であれば、一目見れば、わー、懐かしい! と思わず歓声を上げたくなるような懐かし映像に心打たれました。 ビニール製? プラスチックなのかよくわからないのですが、透明の軽そうな素材でメッシュ状に靴全体が編まれており、ラメと思しきキラキラが入っていて、遠目に見るとガラスの靴のように見えるのです。 ものによってはプラスチックで作ったお花のようなものが付いていたり……おそらくGoogleなどで「平成 キラキラシューズ」などと検索すれば出てくるのでは。
私も欲しかったキラキラの靴
実は、何を隠そうこの私も、これが欲しくて欲しくてたまらなかったのを思い出しました。近所のお友達が着用していてとっても可愛かったのですが、我が家は、子どもの持ち物や、読む本、テレビ番組、おやつなどなどあらゆる点において、なかなかに教育熱心で、そして非常に厳しかった記憶があります。 良質な本や、しっかりした子ども服をたくさん買い与えてもらったことは本当に感謝しているのですが、周りのお友達が当たり前に持っていたような細々した物や当たり前に体験しているようなことはなぜか我が家では縁遠かった記憶が。 結構このような幼少期をお過ごしの同世代女性、多いのではないかと。私の肌感覚ですが……。 例の平成キラキラシューズをアラフォーにして自力で手に入れたという女性の気持ち、本当によくわかります。実は今、私も同じようなことを最近よくやってしまうのです。