久慈市が平川に重機派遣 除排雪支援、職員4人も
津軽地方が災害級の豪雪に見舞われていることを受け、久慈市は9日、平川市に職員4人とダンプ、バックホーを派遣した。4人は同日中に現地入り。11日まで公共施設などの除排雪を行う。 久慈市は2022年10月にB&G財団(東京)と「防災拠点設置・災害時相互支援体制構築事業」実施に係る協定を締結し、ダンプなどの支給を受けている。平川市への職員派遣は、財団側からの災害支援協力要請に応じたもの。 久慈市が協定に基づいて職員を派遣するのは、締結以来初めて。派遣されたのは、市防災危機管理課(併任を含む)の東潤一さん、上山慶太郎さん、佐々木遼介さん、菅原拓海さん。 9日朝に市役所前で行われた出発式では、遠藤譲一市長が「慣れない場所での災害対応となるが、現地の職員と連携して、久慈市民を挙げての気持ちを平川市民に伝えながら活動してほしい」と激励した。 東さんは取材に「現地の方々は連日の雪で疲弊していると思う。住民の皆さんに寄り添って安心・安全を確保できるよう、微力ながら尽くしてきたい」と意気込みを語った。
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