プロポーション抜群の38歳 朝6時から週5~6の筋トレで肉体研鑽、モノキニビキニ初挑戦で2位獲得
「めちゃくちゃ悔しいです!結果は納得できる部分もあるのですが……でも悔しいです!今回、やっと憧れのBEAUTY FITNESS MODELクラス出場に辿り着けたのですが、あと一歩だったので絶対にリベンジします」 【写真】三根幸奈さんの抜群のプロポーション “サマスタ”の愛称で知られる人気ボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」埼玉予選が10月5日(土)、埼玉・久喜総合文化会館で開催され、モノキニビキニで健康的な美しい身体を競うBEAUTY FITNESS MODELに初出場した三根幸奈(みね・さちな/38)さんが、悔しさを爆発させた。
それもそのはず。同部門にはいくつかのカテゴリーが設定されており、三根さんは初挑戦ながらも、今回出場できる全てのカテゴリーにエントリー。出場、入賞経験のない選手が争うROOKIE部門、年齢37歳以上のマスターズ部門、身長161cm以上のtall部門のトリプルエントリーで素晴らしいパフォーマンスを披露したが、どの部門でも優勝にあと一歩届かなかった。 「先月の群馬大会では、BEAUTY FITNESS MODELに比べて筋肉量が求められないドレス部門で優勝しました。そこから3~4kg減量して、やっと憧れだったモノキニビキニを着てチャレンジしたのですが、ROOKIE2位、マスターズ3位、tall4位と悔しい結果になってしまいました」 ドレスでは隠れて見えないウエスト周りも、モノキニビキニでは強調されるため、三根さんはこの日のために自信をつけてきた。昨年は思うように身体も引き締められなかったため、ドレス部門に出場。そして今年はドレス部門でグランプリを獲得し、満を持してのBEAUTY FITNESS MODEL部門への挑戦だった。 「2年程前からダイエット目的で筋トレを始めたのですが、やはり目標が欲しいと感じてコンテストを目指しました。昨年のイベントでサマスタプロの千原由理奈さんを見てモノキニビキニにずっと憧れていたので、ステージに立てたことはうれしいです」 朝の6時から約1時間半のトレーニングを週に5~6日こなし、週末はサマスタ仲間と登山。圧倒的なトレーニング量と徹底的な食事管理でここまで身体を仕上げてきたが、大きな反省点があると話す。 「オンとオフの差が激しく、少し体重を増やし過ぎてしまい、先月までに10kg、今日までにトータルで13~14kg減量しました。大会がないときでも油断せずに、もっと自分の身体の変化にアンテナを張っておかないと優勝までの道は遠いと実感しました」 今回の悔しい思いをバネにし、次大会以降どんな活躍を見せてくれるのか。三根さんの飛躍から目が離せない。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
文:林健太 撮影:中原義史