ヤクルト、9度目零封負けで単独最下位に転落 村上と西川の積極走塁実らず
(セ・リーグ、DeNA3-0ヤクルト、14回戦、DeNA9勝5敗、4日、横浜)ホームが遠かった。ヤクルトは7安打を放ったが、今季9度目の零封負け。再び単独最下位に沈んだ。高津臣吾監督(55)はDeNA・平良を攻めあぐね、首をかしげた。 「いいピッチングをされたのは間違いないですけど、対策を練って、対策通りにはいかなかったというところだと思う」 積極的な走塁も勝利にはつながらなかった。二回には先頭・村上が左中間への打球を放ち、思い切って二塁を目指したが憤死。四回も西川が左翼線の打球で同じく二塁を陥れようとしたが、かなわなかった。 高津監督は「アウトになることを恐れていたら、次の塁にいけない。いい走塁だったと思うけど、いい守備をされた」と積極的な姿勢を評価した。受け身ではなく、攻めの姿勢を継続し、浮上の突破口を開きたい。(赤尾裕希)