フラット35の「新金利引き下げ制度」は子どもの人数で金利が下がる!金利引き下げの「積算ポイント」とは?
積算ポイント数に応じた金利引き下げ
上記4つの金利引き下げ制度ごとに選択できるメニューは、1つのみです。子育てプラスのポイントには上限がないため、7ポイント以上得た場合は、1ポイントごとに年▲0.25%が当初5年間に上積みされます(ただし、最大で年▲1.0%)。また、子育てプラスを利用しない場合の積算ポイントの上限は4ポイントです。 4つの金利引き下げ制度のポイント合計(積算ポイント)による、金利引き下げ期間と引き下げ幅は図表2のとおりとなります。 図表2
(独)住宅金融支援機構「ポイント早見表」をもとに筆者作成
まとめ
フラット35の金利引き下げ制度によって、最大で10年間の金利引き下げの優遇を受けることができます。現行制度では、新たに創設された子育てプラスや、住宅の性能や維持保全、管理状況、さらには地域連携による子育て・空き家対策、地方移住支援がその対象となっています。 制度自体はたびたび改定が実施されるため、住宅金融支援機構のホームページなどで、最新の情報を確認することをお勧めします。 出典 独立行政法人住宅金融支援機構 【フラット35】家族構成と建て方に合わせた組合せで金利を引下げ! 執筆者:高橋庸夫 ファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャルフィールド編集部