阪神は11日、甲子園球場で12日に開幕するCSファーストステージのDeNA戦に向けて全体練習を行った。 強力打線を迎える準備は整った。ポストシーズンの初陣を託された才木は、強力打線に力勝負を挑む。 「内角に突っ込んだり、思いっきり高めに吹かしたり。全球、勝負球ぐらいの感じで攻めていければいいかなと思います」 今季のDeNA戦は2試合に登板して1勝0敗、防御率3・00。5月12日（横浜）に4安打で完封勝利を挙げた一方、9月29日（甲子園）は6回9安打5失点と打ち込まれ、「真っすぐで押せていないというのが大きい」と反省を持ち帰った。自分のスタイルは直球主体。原点に立ち返って大事な一戦に臨む。 「真っすぐと分かって振ってくる相手からファウルや空振り、フライアウトを取ったりできるのが自分の長所。最低限、そこはできるように（したい）」。立ち向かう姿勢を崩さず攻め抜き、価値ある1勝をつかむ。（須藤佳裕）
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