ヤクルト42歳青木宣親「俺も涙出てくる。やめてくれよ~」会見では涙はみせずも...号泣の村上宗隆の言葉にもらい泣き
球界野手最年長、ヤクルトの42歳青木宣親選手が13日、東京都内の球団事務所で引退会見を行い、サプライズで登場した後輩の涙に「俺も涙出てくる。やめてくれよ~」ともらい泣きしました。 【画像】2安打を放った42歳青木宣親選手 会見では今の思いは「ホッとしています」と語り、決断理由には「一番は自分が思ったパフォーマンスをファンに見せることができない」と語ります。 日米通算21年間で積み上げたヒットは2723安打。NPBでは唯一シーズン200安打を2度達成した“ミスタースワローズ”を背負った燕の安打製造機は、「100点満点」と自身の野球人生に点数をつけました。 会見が終わるとサプライズで山田哲人選手と村上宗隆選手が花束を持って登場。プロ入り1年目のオフから青木選手の自主トレ(通称:青木塾)に参加した村上選手は号泣。これに青木選手は「俺も涙出てくる。やめてくれよ~」と笑顔をみせます。
山田選手は青木選手が背負った背番号「23」や「1」を背負い、キャプテンも継承。2021年には日本一もともに味わいました。「野球に対する姿勢、すごく勉強になったそういうところを後輩たちに伝えて継続できれば」と語ります。 村上選手は「たくさん迷惑かけたりしましたけど、本当に今こうしていい野球人生歩めたのはノリさんと出会ったおかげですし、いつまでも感謝しています」と時折つまりながら話すと、会見では涙を見せなかった青木選手はもらい泣きしました。 さらに村上選手は「“最初の第一歩目を大事にしろ”ということを教えていただいて今の僕がいる。他人事じゃなく僕のことを愛を持って接してくれましたし、僕がまだ若くてミスとか人間的にもダメなことをたくさんしてしまった時に面と向かってたくさん叱って下さいましたし、表にはないところでたくさん叱っていただいた。僕の道を正すというか自分を人として愛を持って接してくれたところが一番かなと思います」と先輩への熱い思い出を語りました。