ソフトバンク ヒヤヒヤ先勝!驚異の日本シリーズ13連勝!有原投打に活躍 オスナ3失点も逃げ切り
「SMBC日本シリーズ2024、DeNA3-5ソフトバンク」(26日、横浜スタジアム) 【写真】周東が速すぎて ソフトバンクが2走者ほぼ同時生還の珍事 解説者も笑う 4年ぶりにリーグ制覇を果たしたソフトバンクが、初戦でヒヤヒヤ勝利を飾った。第1戦の先発を託された有原が投打で活躍。リーグ3位から下克上を目指し勢いに乗るDeNA相手に先勝した。 打線が意外な男の一打で先手を取った。二回。2死一塁から牧原大の左線二塁打で二、三塁。相手ベンチは甲斐を申告敬遠で歩かせ、有原との勝負を選んだ。満塁の好機。右腕はジャクソンの直球を捉え、しぶとく右前に運ぶ適時打で2点を奪った。 有原自身ポストシーズン初安打、公式戦を含めてもプロ3本目の安打となり「普段立つことがない打席ですが何とかしようという気持ちだけでした」と納得顔だった。三回以降、打線は相手投手陣に苦しめられ、スコアボードに0を並べた。 値千金の先制打を放った有原は“本業”の投球でも序盤から奮闘した。走者を出しても粘り、失点を許さない。今季リーグトップタイの14勝で最多勝を獲得した右腕が実力を見せつけた。 九回には今宮の2点二塁打、栗原の適時打で3点を追加。5点リードの九回はオスナが3点を返されたが、何とか踏ん張り逃げ切った。 ソフトバンクは18年・広島との日本シリーズ第3戦から4連勝。さらに19年と20年は巨人相手にいずれも4勝0敗で勝っており、これで日本シリーズは驚異の13連勝となった。