年末の帰省で「新幹線」を使います。かなり混雑すると思いますが「指定席」と「自由席」どちらが取りやすいですか?
自由席で座るためのコツ
年末の帰省シーズンに新幹線を利用する際、交通費を抑えつつ、できるだけ座って快適に過ごしたいという方は、自由席を選ぶことがひとつの方法です。自由席に座るためには、列車到着前に自由席車両の乗車口前に前もって並ぶ必要があります。早い時間から並んでおくことで、希望の座席に座れる確率が高まるでしょう。 また、自由席が確保できるかどうかは、単に待機列の長さだけでなく、車両ごとの座席数にも影響されます。 「ひかり」の場合、1号車~5号車が自由席車両となっていますが、座席数は1号車が65席、2号車が100席、3号車が85席、4号車が100席、5号車が90席となっています。そのため、列に並ぶ人数が同じくらいであれば、奇数の車両よりも、座席数が多い偶数の車両を選ぶほうが座れる可能性が高まると考えられるでしょう。 また、停車駅が多い遅い列車を選ぶことも、自由席で座るための効果的な手段です。速い列車である「ひかり」などは、混雑しやすいため、自由席の空席が少なくなる可能性があります。一方で、「こだま」や「やまびこ」、「あさま」などの停車駅が多い列車は、混雑が比較的緩やかで、自由席の連結両数も多いため、座れるチャンスが増えるでしょう。
自由席のほうが購入しやすいと考えられるが確実に座れるのは指定席
年末の帰省シーズンに新幹線を利用する場合、座席の確保という点では指定席の早めの予約が最も確実な選択です。一方、交通費にかかるコストを抑えたい場合には、自由席を選んで早めに並んだり、定員の多い車両を選んだりするなどの工夫が必要です。 それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の移動計画や優先事項に合った選択をして、快適な移動時間を確保しましょう。 出典 東海旅客鉄道株式会社 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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