勝俣孝明 議員に聞く!自民総裁選 「多くの候補者が出てくるのは派閥が解消された結果」
立候補表明が相次ぎ、総裁選の構図が固まりつつあるような印象となって来ています。 -勝俣さんは今回の総裁選挙どうみていますか? 勝俣孝明 衆議院議員: 茂木幹事長で5人目の出馬表明となり過去最多に並ぶと思いますが、これからまだ表明する方はいるはずですが、最終的に10人前後の争いになるのか、日々状況が変化するのでわからないですね。 これだけ多くの候補者が出てくるのは派閥が解消された結果です。国会議員として各候補者の政策をしっかりと見極め投票していく、支援していく重要性が増していると思います
小泉氏・石破氏・高市氏を軸に展開か
8月下旬のFNNの世論調査では小泉元環境相と石破元幹事長が、それぞれ2割ほどの支持を得ていて人気が突出していました。 -やはり小泉さん、石破さんを軸にした争いになりそう? 勝俣孝明 衆議院議員: 党員の投票となるので一般の方とは多少異なる結果になると思いますが、それでも小泉さん、石破さん、高市さん辺りが軸となる感じです。ただし、まだ正式に出馬表明していない方も多いので変動はあると思います -推薦人の確保を巡る駆け引きが激しいようですが依頼はあった? 勝俣孝明 衆議院議員: 複数の方からご連絡いただきました。人間関係もあるので具体的名前は出せませんが、これからどうするか決めるつもりです
上川氏から連絡は?
そして、静岡県民にとって気になるのが上川外相の動向です。 上川外相は9月2日、自身を支持する議員と“チーム陽子”を立ち上げ「スタートラインが見えてきた」と話し、3日は推薦人の確保に「目途が立ってきた」と述べています。 そして、4日午後も「もう一息」と話しました。上川外相は4日、オーストラリアに出発し、6日に日本に戻って来る予定となっています。 -上川さんから勝俣さんに何か連絡は? 勝俣孝明 衆議院議員: 特に出馬表明に関する連絡は入っていませんので、いつどうするのかわかりません。同じ県内出身の議員には支援の要請があったことは聞いています。 -上川さんの立候補についてどう受けとめていますか? 勝俣孝明 衆議院議員: 故・石橋湛山 氏以来の静岡県出身の総理総裁で、総裁選に出ること自体、石橋氏以来になるかと思うので、そう言った意味では非常に心強く思います。 私はいま衆議院の外務委員長をやっているので、上川外相を近くで見ている印象として体力もあり、きめ細やかな外交をしていると感じます。 現職の外相として多忙な業務をこなす中での総裁選は本当に大変だと感じます