愛知県刈谷市の郵便局に勤務していた男性が、はがきなどの郵便物を配達せず、自分のロッカーに隠していたとして、懲戒解雇となりました。 今月4日付で懲戒解雇となったのは、刈谷郵便局に勤務していた40代の男性主任です。 日本郵便によりますと、男性は郵便物の配達などを担当していましたが、今年3月から6月にかけて、はがきなどの郵便物9点を配達せずに、自分のロッカーに隠していたということです。 6月に社内で行われたロッカーの点検で発覚しました。 聞き取り調査に対して男性は、「後で配達しようとポケットに入れたまま忘れていた。後日気付いたが、報告せずロッカーに隠した」などと話しているということです。 見つかった郵便物はすでに配達されていますが、日本郵便は警察に告訴状を出しました。 日本郵便は今後、ロッカーの点検回数を増やしたり、コンプライアンス研修を実施したりして、再発防止に努めるとしています。