ソフトバンク・小久保監督「雨降って流れ変わるかなと思ったんですけど」「本拠地帰ってから流れがこなかった」【一問一答】
◇3日 SMBC日本シリーズ2024第6戦 DeNA11―2ソフトバンク(横浜) ソフトバンク投手陣が3つの押し出し四死球を含む2桁の11失点で大敗を喫し、敵地2連勝から悪夢の4連敗。4年ぶり12度目の日本一はならなかった。ソフトバンクが日本シリーズで敵地2連勝から4連敗を食らって敗退するのは2000年以来24年ぶり。前身のダイエー時代に王監督が率い、巨人・長嶋監督と対戦した「ミレニアムON決戦」以来の屈辱。試合後の小久保裕紀監督との一問一答は以下の通り。 ◆ソフトバンク柳田悠岐、「はえーし、、、」【写真】 ―最後まで流れをつかめなかった 「そう、まあね。雨降って流れ変わるかなと思ったんですけどね。なかなかうまくいかなくて。まあまあ敗戦の責任は全部僕にあるんで。選手はよくやったですね」 ―柳田のホームランでいい流れになったと思ったが 「うーん、シリーズ通して横浜の打線の厚みというか、つながりはやっぱり最後までそれを感じるシリーズだったですね」 ―最後は有原投手に託した 「まあそれはプレッシャーの中でね。なんて言うんですかね、どのピッチャーもなかなか打線の迫力というかね、それはすごく感じてたんで。でもその中でも尾形、杉山、ヘルナンデスね。ああいう中でも持ち味を発揮してくれたのがね」 ―打線は苦しかった 「まあそうですね。でもそのメンバー以外では戦ってきてないんでね」 ―山川が厳しいマークにあった 「うん、まあそれは。向こうは桑原がラッキーボーイ的な存在だったんで。やっぱり打線、途中から1番で引っ張りましたよね。まあまあ」 ―試合前にどんな声がけを 「なんやったっけ。ああ、昨日の中止はこっちに味方するっていう話をして。ここから勝った方がドラマチックで盛り上がるっていうこと話しました」 ―これが短期決戦の難しさ 「まあ難しさというかね。何をしたかっていうプレーはなかったんですけど、それでも本拠地帰ってから今日までそういう流れがこなかったなと思いました」 ―流れを変えるような選手が現れなかった 「まあでも随所にいいところはありましたけど。今宮はよう頑張りましたよ」 ―リーグ優勝したこの1年を振り返って 「シリーズもちろん負けて僕に責任あるんで、ただシーズンは戦った選手たちはそこは変わることなく。胸張って、あした福岡へ帰ってもらいたいですね」 ―この悔しさが来年への第一歩 「うん、その前に2連覇、リーグ制覇っていうものにまず重きを置いてやりたいですね」
中日スポーツ