【裏金問題】政倫審“出席”の顔ぶれは? 小出しナゼ……自民党の基準あいまい 与野党の落とし所は…野党の「弱み」指摘も
■国民は「1円単位」も…政治家は
辻愛沙子・クリエイティブディレクター(「news zero」パートナー) 「まさに今、国民は確定申告の真っ只中ですよね。期限を過ぎてもダメ、1円単位もミスしてはダメ、領収書も1枚1枚確認して…と、正直とても面倒くさいことをやらないといけません」 「一方で、政治家は4000万円以下はおとがめなしで、何年も積み上げてきた裏金もバレた時に少し修正すればよく、用途も理由も説明しなくていい。そんなことがまかり通るなら、我々国民全員そうしていいですか?と聞きたくなりますよね」 「ただ説明するだけのことにも何か月かかっているんだと思いますし、こんな調整もできずして政権運営が務まるのですかね?とすら思います」 有働キャスター 「国民の感覚や納得からかけ離れているという感じがします。大切なのは裏金作りのシステムがいつから、なぜ始まったのか。脱税ではないのか(という点です)。予算審議は予算審議、疑惑解明は疑惑解明できっちりやる(ことが求められています)」 「(岸田首相は信頼回復のために)『火の玉』とおっしゃったので、首相と自民党は、自分たちの手でなんとかしてください」 (2月21日『news zero』より)