お金が貯まる人に共通しているキーワードは「強制」!?30代純資産億超ママが教える<自然にお金が貯まる仕組みの作り方>
◆成功のために欠かせないポイント そして、この「自然にお金が貯まる仕組み」を成功させるためには、欠かせないポイントがあります。 それは、「先取り預金専用の口座」を作ることです。 こうやって口座を分けて管理することで、1ヶ月の中で「使う(お金用の)口座」「貯める(お金用の)口座」「増やす(お金用の)口座」という各々の口座で、額の動きを管理できます。 分ける時も、給与が入ったタイミングで無理ない金額を、「自動」で分けることをお勧めします。 この「自動で分ける」が重要。 我々は日頃忙しく生活を送っているので、「今月忘れていた」「時間がなくてできなかった」「面倒だな、煩わしいな~」を取り除くために、「自動入金サービス」など活用しましょう。自動で「貯める口座」に入金されるようにするのです。 同じ名義の他行口座からでも、原則手数料無料で自動入金ができます。 「自動入金サービス」は、セブン銀行、イオン銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行などで利用可能です。
◆お金が貯まるし、投資への抵抗も減らせると、いいこと尽くめ! 先取り預金をよりわかりやすく仕組み化をするためには、銀行口座は3つに分けることを前項で推奨しました。 「使う口座」「貯める口座」「増やす口座」用の各々の口座について、1つずつ解説しましょう。 ●使う口座 お金を使うことを目的にする口座。 食料や日用品などにかかる日々の生活費の他、電気水道などの光熱費、スマホ代、クレジットカードで使った額、ネット決済、ローン返済など口座から引き落としになるものすべての支払いをここに集約することで、お金の流れがクリアになります。 「家賃・ローン返済はA銀行、水道光熱費はB銀行、スマホ代とクレカ代はC銀行……」などとなっていると、入出金の管理もややこしくなります。そして、合計でいくら支払っているのかも見えにくくなってしまいます。 もし現段階でばらばらになっているなら、1日時間をとって面倒でも口座を1つにまとめましょう。 こうすることにより、毎月の支出を視覚化できて、お金の流れがわかるからです。
【関連記事】
- 50代から始めても遅くない!注目すべきiDeCoの<3つの手厚い節税効果>とは?NISAとの違いを分かりやすく解説
- 物価上昇の今「貯蓄2000万」ではもはや老後を乗り切れない…金融のプロ提案<長寿時代の投資術>
- 業界歴30年のプロ「企業を応援」と「投資」の紐づけに強い違和感。「社会にいい企業への投資がいいこと」といったマーケティングワードに惑わされるな
- 投資で最初に理解しておくべきはズバリ「やめ時」である。業界歴30年のプロ「増えること、増やすこと自体が目的になっていませんか?」
- 「資産運用を始めただけですごいことが起こる」との期待は誤り。業界歴30年のプロ「最も大事なのは投資するしないとか、何の投資信託を買うかでなく…」