役所広司ら映画「八犬伝」の出演陣が日本橋に集結 土屋太鳳「作品が未来に届くと思うと胸がいっぱい」
俳優、役所広司（68）が3日、東京・日本橋室町のCOREDO室町仲通りで開催された主演映画「八犬伝」（曽利文彦監督、25日公開）のジャパンプレミアに内野聖陽（56）、土屋太鳳（29）ら豪華共演陣と出席した。 江戸時代の伝奇小説「南総里見八犬伝」をモチーフにした小説家、山田風太郎の小説「八犬伝 上・下」が原作で、呪いに立ち向かう剣士8人の運命を描くエンタメ大作。江戸・日本橋の文化を発信する同所に設置された野外のレッドカーペットに曽利監督を含めた計17人が集結した。 今作ではVFX（視覚効果）を駆使した迫真のアクションに加えて、「南総－」の執筆途中で視力を失いながらも完成させた作者、滝沢馬琴の苦悩などにも迫る。 この日は降雨も心配されたが、イベント中は降らず、馬琴役の役所は「僕は晴れ男です」とアピール。土屋は沿道の声援を受けながら「馬琴さんが通ったであろう日本橋で、作品が未来に届くのかと思うと胸がいっぱいです。江戸時代と変わらない空の下でこうしてみなさんといられて幸せです」と感激していた。
