「炎上」回避にChatGPTが使えるって本当ですか? 意識していない炎上の可能性をチェックできる
このようにたとえ話を使って、わかりやすくインフレの仕組みを説明してくれるわけです。 ■画像を生成してもらう <プロンプト> このたとえ話を画像にしてください と入力すると、貝殻の上に乗った人が「貝殻がたくさん見つかったぞ」と叫んでいるような画像を生成してくれます。 他にもたとえば、「ピグマリオン効果」について聞いて、同じように画像にしてもらうと、このような画像が生成されました。 ■炎上しそうな文章を指摘してもらう
生成AIは文章を読んで中身に問題がないか確認する能力があります。 たとえば、企業のリリースや社長のスピーチの予定原稿を確認させて、コンプライアンス、ポリティカル・コレクトネス、ダイバーシティなどの問題がないかを確認させて、懸念事項を指摘させることができます。 これは私が作ったスピーチ用のメモです。 秘すれば花なり すべてのクリエイターにおすすめしたいのが『現代語訳 風姿花伝』(PHP研究所)である。風姿花伝はご存知のように、600年前に能を極めた世阿弥が書いた芸能指南の書。明治になるまで一子相伝で伝えられてきた。この書の中でも最も秘匿性が高い「口伝」で語られた「秘すれば花なり。秘せずは花なるべからず」というフレーズは有名である。この現代語訳は古い言葉で書かれたその奥義が、誰にでもわかる言葉に翻訳されている。
世阿弥によると花とは、面白くて珍しいもののことである。見るものの心を動かさなければ花ではない。そして、どんなに洗練された表現でも、ありふれたものは花ではない。だから、表現者はたくさんの持ちネタを修得し、場の雰囲気に合わせて、最適なものを繰り出せるようになりなさい。それが花のある芸人ですと伝えている。 私流に超訳してしまうと、こんなことも言っている。 ・開演は会場が静まるのを待ってから始めなさい ・昼の公演では穏やかな出し物から少しずつ盛り上げていきなさい