現在は年収「400万円」なのですが、5年後に年収「800万円」を目指したいです。800万円になると生活は楽になりますか?
年収800万円の人が手取りを増やす方法
年収800万円は所得税の負担額が大きくなるものの、平均的な生活をすれば年収400万円の時と比べて30倍以上の貯蓄ができることが分かりました。生活の余裕が十分ある金額ですが、誰もが裕福であるとは限らないでしょう。 例えば、子どもを私立の有名大学に通わせるために多額の入学金が必要になったり、ローンを組んで一戸建てを購入すれば貯蓄に回せるお金も大幅に減ったりします。年収800万円でもぜいたくできるとはいえず、日々の節約が必要になるでしょう。ここからは、年収800万円の人が手取りを増やす方法を紹介します。 ■持ち家なら住宅ローン控除を使う ローンを組んで住宅を購入した場合、毎年の年末調整で住宅ローン控除を適用して所得税を減額できます。国土交通省「住宅ローン減税」によると、住宅ローン控除(住宅ローン減税)によって、ローン残高の0.7%を最大13年にわたって所得から控除できるようです。 年収800万円であれば、住宅ローンの借り入れ上限が増え、住宅ローン控除の節税効果も大きくなるでしょう。 ■ふるさと納税を活用する ふるさと納税は、希望の市町村へ寄付を行い、寄付金額に応じた返礼品や税金の控除を受けられる制度です。ふるさと納税で寄付できる金額は収入が多いほど増え、受け取れる返礼品のグレードや節税効果が高くなることが想定されます。
年収800万円でも油断してはならない
年収800万円は、年収400万円よりも生活面でゆとりがあるものの、家族構成や生活水準によっては余裕がなくなる可能性もあります。住宅ローン減税やふるさと納税といった便利な制度を利用して手取り額を増やし、まとまった支出に備えてください。 出典 国税庁 タックスアンサー(よくある税の質問)No.2260 所得税の税率 総務省統計局 家計調査/家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 国土交通省 住宅ローン減税 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部