「時代がバカを求めてる!」全日本プロレスの“バカ”が集まる新感覚ユニットが6人タッグ王座戴冠!
2日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『ニューイヤーウォーズ2025』が開催。【バカの時代】青柳優馬&阿部史典&佐藤光留が全日本プロレスTV認定6人タッグ王座戴冠を果たした。 全日本プロレスTV認定6人タッグ王座は、2020年11月に誕生。団体内で唯一のPWF非認可のベルトだが、その分自由な闘いを展開することが可能。保守的だった全日本の変化を象徴するベルトであり、ユニット同士の抗争で争われることが多い。 現在は、どこか愛嬌があって憎めないヒール軍【北斗軍】大森北斗&羆嵐&サイラスが持つ王座に、【バカの時代】青柳優馬&阿部史典&佐藤光留が挑戦。確かな実力を誇りながらも遊び心を忘れない両軍の対決の行方には注目が集まっていた。 試合は全日本の“明るく楽しい”部分がクローズアップされた展開となり、屈強な北斗軍を率いるリーダーの北斗が合体技を失敗して味方にパワーボムで叩きつけられてしまったり、バカの時代が暴れ狂うサイラスに怯えて逃げ回ったりとコミカルな場面が続く。 しかし、終盤には全日本らしい“激しい”プロレスも展開。バカの時代が3人で力を合わせてサイラスを打倒し、優馬が北斗との一騎打ちを制してTHE FOOLで3カウント。
王座戴冠を果たしたバカの時代。優馬が北斗の健闘を称えて握手を求めると、北斗もこれに応えて手を握り返した上で掲げ上げて勝者を称える……かと思われたが、北斗は優馬に急所攻撃を見舞って会場を後に。場内は明るい笑いで満たされた。 バックステージに戻った優馬は、股間を気にしながらも「全日本プロレスは今、新時代を求めているんじゃないぞ?新時代を求めてるんじゃないぞ?時代がバカを求め始めるからな!お前ら全日本プロレスがどうなっても知らねーからな!」と全日本のIQを下げまくっていくことを宣言。 この日は、バカの時代の宮本裕向がGAORA TV王座を防衛し、長年フリーとしてプロレス界を駆けてきたバカの時代の創始者とも言える鈴木秀樹も全日本入団を発表。バカの時代はノりにノっている状態であり、全日本プロレス全員がバカになる日も近いかも知れない。
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