「失望を禁じ得ない。地域にとって大変なダメージ」静岡大学統合再編めぐる学長の"リセット"発言受け地元市長が批判=静岡・浜松市
続投が決まった静岡大学の日詰一幸学長が、浜松医科大学との統合・再編の合意書をリセットすると発言したことをめぐり、浜松市の中野祐介市長は「地域にとって大変なダメージ」と批判しました。 <中野祐介浜松市長> 「今回、リセットということでこの4年間は果たして何だったんだろうと残念で失望を禁じ得ない」 浜松市の中野市長は11月15日の定例記者会見で、静岡大学の日詰学長が浜松医科大学と交わした統合・再編案の合意書を「リセットする」と発言したことに対し、失望感を示しました。 <中野祐介浜松市長> 「4年分何もないまま振り出しに戻る。地域にとっては大変なダメージ」 中野市長は両大学の統合再編について、大学の生き残り、地域の生き残りに必要で望ましいことと評価していて、今の段階でも応援していきたいと話しています。 中野市長は大学同士の統合・再編について「決められる立場にない」としながらも、大学再編は待ったなしの状態として「議論して早く決めてほしい」と注文を付けました。
静岡放送