関学大アメフト部「弊部として日本協会の発表内容とは見解に相違がある部分も」とHPで U20日本代表選手への処分等について
関学大アメリカンフットボール部が31日、公式ホームページに「U20代表選手への日本アメリカンフットボール協会による処分等に関する件」として文章を掲載。前日30日に報道機関に対して開いた説明会で配布した資料を添付すると同時に「弊部として日本協会の発表内容とは見解に相違がある部分もあり、今後、日本協会から処分の理由・根拠について説明を受けたのち、弊部としての対応を明らかにしたいと考えております」と記した。 【写真】記者の質問に応じる小野宏ディレクター 「尿検査は全員陰性」と説明 U20日本代表として6、7月のカナダ遠征に参加した同部の5選手に重大な規律違反があり、そのうち1人は「大麻含有製品の蓋然性がある物質を所持・使用したこと」を理由に、日本協会は30日、当該選手に対して日本代表に選出される資格を無期限停止とし、関学大に対しては当該選手の無期限活動停止を勧告した。 これに対して関学大アメフト部は同日午後に会見。5選手全員が関学大が実施した尿検査では陰性で、「所持・使用」したとされる選手が日本協会から要請された毛髪検査の受検を拒否したのは使用を決めつけた周囲への抗議の意志だったとし、同部の小野宏ディレクターは「尿検査は全員陰性で、使用事実はないと判断している。この点は日本協会の発表と相違がある」と説明していた。