「地域の課題を解決する仕事がしたい」 無印良品の店長として、大学時代の思いを実現
入社2年目で店の運営
良品計画では、全員が入社後、まず店舗に配属されます。3年前後で店長となって店舗運営を任され、その後は複数の店舗を統括するマネージャーや、本部スタッフなどさまざまなキャリアが広がります。 萱さんが最初に配属されたのは、奈良県の「無印良品 近鉄生駒」店。無印良品の各店舗は、「地域への土着化」を目指し、地域の名産品や地域で活動する作家の作品などを販売するほか、地域住民が交流できるイベントなどを開催しています。 「入社して1年くらい経ったころに、奈良県の特産品であるそうめんを扱う事業者との契約をお手伝いしました。大学で時事問題や地域の課題などを学んでいたので、事業者の方との話も進めやすかったです」 2024年8月からは、「無印良品 ならファミリー」の店舗で店長を任されています。 「まずは店舗がある地域を活性化したり、地域が抱えている課題を解決したりするために尽力したいです。将来的には地域の範囲を徐々に広げていき、日本の魅力を世界に発信することにも取り組んでいきたいと思っています」 企業の社会貢献には、さまざまな取り組みがあります。自分自身がどのような社会貢献をしたいのかは、就活で迷ったときの一つの道しるべになるかもしれません。
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