【山口県】ガネーシャ教育大が日本視察 周公大でインドネシアの教育紹介も
山口県周南市の周南公立大学(髙田隆学長)が国際交流協定を結んでいるインドネシアのガネーシャ教育大教育学部の教職員8人が6日、同校や桜木小などを訪問して日本の教育を視察し、インドネシアの教育を紹介する講演も開いた。 同教育大はインドネシアのバリ島北部にある公立大で、約1万4千人の生徒と約500人の教員が在籍。 この日は午前中に桜木小を訪問して学内の動線や給食準備室、体育館、プール、授業などの見学。4年生の授業に参加して児童と交流した。
午後からは周南総合支援学校を訪問して桜木小と同じく学内の施設を視察。休み時間の過ごし方、帰宅送迎バス利用状況なども見学した。 最後に周南公立大を訪れ、同教育大の3人の教授が日本の教職員約25人を対象に講演。同教育大やインドネシアの教育システム、インドネシアの教員の現状と授業を改善向上させるための組織的な取り組みに向けた教育(FD教育)を全て英語で紹介した。 参加者らは同教育大との連携の可能性や、授業の改善に向け熱心に聞き入っていた。