川崎重工 海自隊員を40年以上接待
川崎重工業が架空取引で作り出した裏金で潜水艦の乗組員らを接待などしていた問題で、防衛省は、接待などが40年以上続いたと明らかにしました。 【映像】川崎重工 海自隊員を40年以上接待 防衛省によると、潜水艦の修理を請け負った川崎重工は遅くとも1985年ごろから取引先と結託し、架空取引を始めていました。金額は確認できただけで2018年度からの6年間で約17億円にのぼるということです。 捻出された資金は裏金化され、潜水艦の乗組員への接待や贈り物の費用などとして使われていました。具体的にはビール券など金券や、艦内で使う炊飯器などの家電製品、艦名入りのTシャツといった記念グッズなどが提供されていました。 中谷防衛大臣は「深くお詫び申し上げる」として、再発防止策を徹底する方針です。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部