オリ・田嶋が年俸1億円再到達 高評価の球団、家族へ恩返し誓う「1試合でも多く完投できたらいい」
オリックス・田嶋は500万円アップの1億円でサインし、2年ぶりに大台に再到達した。(金額はいずれも推定) 「去年はちょっとイニングが足りなかったんですけど、“過去5年にわたってローテーションを守ってもらったんで、今回の評価にしました”という話をいただきました」 今季は21試合の先発で6勝8敗、防御率3・68。「首の皮一枚でしがみついた1年だったなと。1軍に居続けられたってよりかは、いさせてもらった感覚の方が大きくて。本当に難しくて厳しい1年だった」と振り返った。 今年はアウト15個を目標に掲げて毎試合臨んでいたが、来季に向けては「1試合でも多く完投できるように頑張りたい」と決意を口に。「来年はローテーション投手でも年上になるし、今年の結果でアップ査定をいただけた球団にも本当に感謝していて。その恩をちょっとでも返したいって思いも含めて、1試合でも多く完投できたらいいなと」と、球団への恩返しを誓った。 シーズン途中にはモデルの長谷川サキさんとの結婚を発表。「自分のためにと思うと、無欲無心でやっていましたけど。来年は自分のためだけの野球でもない。しっかり家族のために野球を頑張れたらなと思う。無欲無心よりかは、もっと身が引き締まる思いで来年は野球ができると思います」と、一家の大黒柱としても奮闘する意気込みを口にした。