帝国ホテル、ECモールを開設 日本が誇る逸品を紹介、約100品目から販売スタート
帝国ホテルは11月3日、オンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL(アナザー インペリアルホテル)」をオープンした。シェフやソムリエをはじめとする帝国ホテルのスタッフが日本が誇る各地の逸品を紹介し、地域共創を目指す。 【<画像9点>帝国ホテルのシェフやソムリエなどが厳選したラインナップ】 帝国ホテルはこのほど、新規事業となるオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL(アナザー インペリアルホテル)」をスタートした。帝国ホテルの134年の歴史を紡いできたシェフやソムリエ、バーテンダーをはじめとするスタッフが日本各地の逸品をセレクトし、「食べる・飲む・暮らす・楽しむ」の4つのカテゴリーで、さまざまなブランドの商品やストーリーを紹介。生産者やつくり手の想いとともに商品を創り上げ、地域共創を目指す。 開業時点のラインアップは、食品や飲料、物品、体験商品など37ブランド、約100アイテムで、霧島和牛の繁殖から肥育まで一貫生産し、繁殖母牛を再肥育する経産牛の新たな価値創出などに取り組む「KIRISHIMA RANCH」(宮崎県)と、帝国ホテルの東京料理長のコラボレーションによる「KIRISHIMA RANCH 東京料理長 杉本コラボレーション フレンチ牛鍋&〆のストロガノフ」。伊万里市と共催した料理イベントをきっかけに交流を開始した、1926年創設の伊万里市の鍋島焼畑「萬陶苑」(佐賀県)が、帝国ホテルのために制作したオリジナルプレート“IMPERIAL BLUE シリーズ”などがラインアップする。 開業後も順次アイテム数を増やし、全国各地とのつながりを広げていくとしている。 帝国ホテルは、京都の新規ホテル開業や、東京事業所の建て替えなど、未来へ向けて新たな価値を創造する取り組みを進めている。「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」は、多様化するニーズに応え、ホテルという枠組みを飛び出した“もう1つの(=another)新しい出会いの場”の役割を担う。 「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」がオープンした11月3日には、商品展示や試食が楽しめるポップアップイベントも開催した。
「日本ネット経済新聞」 編集部 速報チーム