山下美夢有2打差3位タイ 日本女子2大会連続のメダル圏内で最終日へ
◇パリ五輪 女子 3日目(9日)◇ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)◇6374yd(パー72) 【画像】監督と会長 ド迫力の2ショット 山下美夢有は6位タイから4バーディ、ボギーなしの「68」をマークし、通算7アンダーの3位タイに浮上した。2021年東京大会で銀メダルの稲見萌寧に続く日本女子2人目の五輪メダル圏内につけて、最終日に臨む。 首位は通算9アンダーのリディア・コー(ニュージーランド)とスイスのモルガン・メトロー。コーはゴルフが五輪種目として112年ぶりに復活した2016年のリオデジャネイロ大会で銀メダル、東京で銅メダルを獲得しており、金メダルで完遂する「メダルスラム」へ絶好の位置に立った。 米国のローズ・チャンが山下と並ぶ。 山下は3番(パー5)でバーディを先行し、前半はもどかしい展開に。9番では2mのチャンスを生かせず、折り返した。直後の10番で2打目をピンに絡めるスーパーショットを見せて、2つ目のバーディを奪った。 15番で8mをねじ込んで3つ目。最終18番(パー5)では3打目のアプローチから3mを残したが、これを沈めて締めくくった。 ホールアウト後「ショットが安定していたので、ノーボギーで回れた」と振り返り、最終日に向けて「たくさんのパワーをもらっているので、1打でもいい順位で上がれるように頑張りたい」と力を込めた。 47位から出た笹生優花は4バーディ、4ボギーの「72」でプレー。通算7オーバーは変わらず、42位タイとした。1番で3日連続のボギーを喫するスタートで前半に2つ落としたが、後半に2つ伸ばした。 パリ五輪男子ゴルフでは、松山英樹が銅メダルを獲得した。