25歳女性が「本気」のトレーニングで丸く張り出した筋肉を作り上げる 超のつく負けず嫌いで、プロ戦日本一を目指す
「『痩せたい』と言いながらたくさん食べてしまっている人は、本気で瘦せたいとは思っていないんです」 【大会写真】藤原美咲さんが作り上げた「丸く張り出した肩と脚」 2022年にサマー・スタイル・アワード(以下サマスタ)にデビューし、わずか3カ月後の初戦で優勝。その後の日本大会でも2位という結果を残し、翌年にはビキニモデルカテゴリーから、より全身の筋肉の発達が求められるベティカテゴリーへと転向。転向後の初戦でいきなり優勝し、ベティのプロ選手となった藤原美咲(ふじわら・みさき/25)さん。学生時代から全国レベルのアスリートだった藤原さんは負けん気が人一倍強く、ボディコンテストでもその気持ちは変わらない。
大会の存在を知った4カ月後に優勝
今から約2年前に大会に向けてのボディメイクを開始した藤原さん。学生時代は全国レベルのアスリートだった。 「もともと陸上をずっとやっていて。ハードルを大学4年までやっていたんですが、大学1年のときには全国3位までいきました」 「引退後も24時間ジムには通っていたのですが、2022年の1月ごろにサマー・スタイル・アワードという大会の存在を知り、その4カ月後の5月の大会に出場して優勝することができました。陸上をずっとやっていて素地があったということと、とにかく準備期間の4カ月は絞りとポージングに注力したことで優勝できたと思います。特にポージングは、本当にセンスも素質もなく、毎日気狂うほど練習しました。2022年の日本大会が終わってから、『最初は本当に下手だった。今まで見た生徒との中で1番下手だった』と講師の先生から笑って言われるほどでした(そんな風に笑って言えるほど信頼関係がありました)。2022年のビキニモデルの際も、2023年のベティのときも、その講師の先生と二人三脚で歩んできたからこその結果です!」 2023年にビキニモデルからベティへとカテゴリー転向し、1戦目でプロに。もともとアスリートで肉体的な下地はあったというが、普段のトレーニングもかなりのボリュームだ。 「普段のトレーニングも、1種目につき5セットを計7,8種目、合計約40セットほど行っています。脚は2時間を超えてきてしまうので、例えば午前と午後に分けたりして分割しています。ただ筋トレのボリュームはかなり多い方なのではないかと思います」