25歳女性が「本気」のトレーニングで丸く張り出した筋肉を作り上げる 超のつく負けず嫌いで、プロ戦日本一を目指す
白米を一食で3合ペロリ!?
藤原さんは昔からかなりの大食い。減量中は大会スイッチが入って暴食などは全くしないそうだが、それでも日々の食事で食欲が暴走してしまわないための小さな工夫もしているという。 「食べることが大好きで、一食で白米3合を食べたり、コース料理を食べに行ったあとに2件目で回転寿司に寄り、20皿食べたり(笑)。かなり大食いだと思います」 「ただ減量期はやはり食事量を抑える必要があるので、食欲が暴走してしまわないような工夫は行っていました。あえて簡素な料理、例えば鶏胸肉と白米と魚で味付けは塩のみ……という形にしたんです。美味しいものを食べると止まらなくなってしまう可能性もゼロではないので、その対策です」
昔から強かった「優勝」へのこだわり
今後ベティのプロ選手として活躍が期待される藤原さんだが、昔から「勝つ」ことへのこだわりがかなり強かったという。かなり負けず嫌いな性格だからこそ、競技歴わずか1年目で地方優勝、全国でも2位の結果を残し、翌年にはカテゴリー転向した初戦で優勝し、サマスタプロになることができたのだろう。藤原さんは自分の目標に対して「本気」で取り組んでいる。 「『プロ戦で勝ちたい』という気持ちが強いので、食欲に負けそうになったことなどは今までで一度もないです。よく『痩せたい』と言いながらたくさん太りやすいものを食べている人がいますが、それは心の底から『瘦せたい!』と思っていないんだと思います。本気で痩せたければ食べないはずなので。私は昔から1位にこだわる気持ちが強いんだと思います」 「なので2022年の最後に出場した日本大会でも、2位という結果を頂くことはできたのですが、全然嬉しくなかった。私の中では2位も5位も一緒で、優勝以外は求めていません。陸上時代も、例え自己ベストを更新したとしても2位や3位なら全く嬉しくなかったです。あくまで優勝しか見ていないので、ベティのプロ戦で優勝することが目標です。優勝するまではサマスタに出場し続けます!」
取材:FITNESS LOVE編集部