「絵本のように作りたかった」綾瀬はるか主演・映画「ルート29」の監督と原作者が作品完成報告(鳥取市)
山陰中央テレビ
綾瀬はるかさんが主演し、鳥取市内でもロケが行われた映画「ルート29」が11月全国公開されるのを前に、監督と原作者が鳥取県庁を訪れ、平井知事に作品の完成を報告しました。 映画「ルート29」は綾瀬はるかさんが演じる、人と交わろうとしない寡黙な清掃作業員が風変わりな少女と出会い、姫路から鳥取まで一本道の国道29号をひたすら進んでいくロードムービーです。森井勇佑監督と映画の原作となった詩集の作者、中尾太一さんが7日に鳥取県庁を訪れ、平井知事に作品の完成と公開を報告しました。 鳥取県・平井知事 「画面がきれいですよね」 森井勇佑監督: 「絵本のように作りたかった」 撮影は2023年の夏に行われ、鳥取砂丘や市内の商店街など、県民にはおなじみの場所が登場。鳥取の自然が織りなす日本の原風景と、外国の絵本を彷彿とさせる映像世界がスクリーンに映し出されます。 原作者・中尾太一さん: 「鳥取県には本当に人はいないのか?なくなった人の気配もするし、光の気配も水の気配も、不思議なものの気配がいっぱいあるんじゃないかと、そういうものをこの映画で感じてほしい」 森井勇佑監督: 「映画に出てくるシーンは、ほぼすべて知ってるところじゃないでしょうか、そこがどのように切り取られているか見ていただきたい」 映画「ルート29」は11月8日から全国公開されます。
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