裏金処分の杉田水脈氏の1次公認見送り 自民党、衆院選比例中国
自民党が9日発表した次期衆院選比例中国ブロックの1次公認で、党山口県連が申請していた杉田水脈氏の公認は見送られた。党幹部によると、派閥の裏金事件の処分を踏まえ、比例単独候補の公認判断を留保した。 【一覧】自民、裏金議員の非公認計12人 旧安倍派の6人追加 杉田氏は2018~22年、派閥からの寄付計1564万円を政治資金収支報告書に記載せず、今年4月に党役職停止半年の処分を受けた。 一方、県連が追加で9日に申請した吉田真次氏(山口4区)は公認された。小選挙区定数「10増10減」に伴う調整で今回は比例に転出する。吉田氏は取材に「登載順位は分からないが、しっかり頑張るだけだ」と話した。
中国新聞社