車のナンバープレートを「好きな番号」にするには抽選で当たらないといけない?費用はいくら?
車のナンバープレートを決める際、せっかくだから好きな番号にしたいと考える人もいるでしょう。しかし、ナンバープレートの番号を自分で決められるのか知らない方も多くいます。 本記事では、ナンバープレートに好きな番号をつけられる希望番号制度や抽選対象希望番号について紹介します。交付手数料もあわせて紹介するため、手続きの際の参考にしてください。
車に好きな番号のナンバープレートをつけることは可能
ナンバープレートとは、自動車の登録を証明するためにあります。希望番号制度を利用すれば、ナンバープレートに記載されている4桁以下の数字部分を選択可能です。 ただし、希望番号の申し込み対象は登録自動車の自家用・事業用、または軽自動車の自家用のみで、軽自動車の事業用、「わ(貸渡)」、「AB(駐留軍)」、二輪車は対象外のため注意しましょう。一般希望番号であれば申し込み時点で交付可能日が決定します。 ■抽選対象希望番号について 抽選対象希望番号とは、人気が高い番号の抽選を毎週1回月曜日に行い、当選者が番号を取得できる制度です。全国共通で抽選対象となっている希望番号は以下のとおりです。 「1」「7」「8」「88」「333」「555」「777」「888」「1111」「3333」「5555」「7777」 「8888」 抽選対象希望番号の申し込みをすると、抽選対象希望番号受付証が交付されます。月曜から日曜日までの受付分は翌週の月曜日に抽選が行われます。当選したら受付証に記載されている有効期間内に希望番号予約済証の交付する必要があるため、忘れずに手続きを行いましょう。 ■希望番号の交付にかかる手数料 希望番号の交付手数料はペイントまたは字光式か、車の種類によって異なります。また、地域によっても異なるため、手数料を確認したい方は管轄の運輸局に確認しましょう。ここでは東京・埼玉・千葉・茨城・群馬・山梨の交付手数料を一覧で紹介します。 表1
※一般財団法人 関東陸運振興センター「希望番号交付手数料」をもとに筆者が作成 ■一連番号の交付にかかる手数料 一連番号とは、運輸支局や軽自動車検査協会事務所で申請順に交付される番号です。希望番号よりも交付手数料が安いため、番号にこだわりがない方は費用を抑えられます。 表2