オルカ鴨川BUが優勝 県女子サッカーリーグ1部(千葉県)
オルカ鴨川FCの育成チーム「オルカ鴨川BU」が、県女子サッカーリーグ1部で2回目の優勝を決めた。関東リーグ2部昇格をかけて来年1月、各都県の代表8チームが集うトーナメント戦に出場する。 オルカBUは、オルカ鴨川FCの育成チームとして、2016年に発足。社会人、鴨川市の亀田医療大学や勝浦市の国際武道大学の学生らが所属している。 22年の県リーグ1部で初優勝。この年の昇格をかけたトーナメントでは2位となり、関東リーグ2部の下位チームと入れ替え戦を行ったが、惜しくも敗れた。 今季の県リーグ1部では、県内の大学、高校の部活動などの5チームが、総当たりで各チームと3試合して争った。オルカBUは、他チームの追随を許さぬ圧倒的な強さでトップを快走。1日に行われた11試合目を2―0で制し、9勝1敗1分、勝ち点28の成績で、1試合を残して優勝を決めた。 今回のトーナメントでは、2位以内で昇格が決まる。キャプテンの齋藤藍奈選手は「今年の目標の一つであった県リーグ優勝を達成できてほっとしたが、これで満足せず、必ず関東リーグに昇格したい。熱い声援をお願いします」と、次のステージを目指して燃える。 永井良明監督は「あと一歩というところで関東リーグ昇格を逃した2年前の悔しさは忘れられない。今度こそリベンジできるよう、選手と共に準備していきたい」と意気込みを語った。