新潟放送

西高東低の“冬型の気圧配置”が続き、新潟県内は山沿いを中心に雪、平地は雨が降る所がある見込みです。雨が続いている地域では、土砂災害の危険度が高まる恐れがあるとして、新潟地方気象台は12日明け方にかけて、上越と中越で土砂災害に警戒するよう呼び掛けています。 【画像を見る】16日（月）までの雨・雪シミュレーション （3時間ごと） これまでの雨や能登半島地震の影響で地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあるとしています。 ■雨の予想 ▼12日午後6時までに予想される24時間降水量（多い所） 　上越・中越　40ミリ 　下越　　　　30ミリ 　佐渡　　　　20ミリ ■今後の降雪量 ▼11日午後6時～12日午前6時に予想される12時間降雪量（多い所） 　上越・中越の山沿い　　　15センチ 　下越の山沿い　　　　　　10センチ 　上越・中越・下越の平野　5センチ 　佐渡　　　　　　　　　　5センチ ▼12日午前6時～午後6時に予想される12時間降雪量（多い所） 　中越の山沿い　　　　　　25センチ 　上越の山沿い　　　　　　20センチ 　下越の山沿い　　　　　　15センチ 　上越・中越・下越の平野　5センチ 　佐渡　　　　　　　　　　5センチ 今後、強い寒気が流れ込み、週末にかけて新潟県内は雪が降るエリアが広がりそうです。 特に14日（土）から15日（日）にかけて、荒れた天気となり降雪量が多くなる恐れがあります。その後も冬型の気圧配置が強まったり弱まったりする見込みで、この時期らしい天気が続く見込みです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。