“国内最大”データから“消滅リスクが高い企業”を分析 「同じビルにカフェ」なら...【WBS】
国内で最大規模の企業データを持つユーソナーが、消滅するリスクが高い企業などを分析した調査結果を公表しました。その内容から、意外な特徴が見えてきました。 ユーソナーが17日に発表したのは、「日本企業の縮図レポート」です。 「日本最大の企業データベースを調査データに活用した」(ユーソナーの桧山直樹さん) 調査の対象は、ユーソナーがデータを持つ全国およそ452万社。倒産や廃業、買収されるなど、企業が消滅するリスクについて、過去に消滅した企業のケースや財務状況などをもとに分析しました。 消滅するリスクが高い企業には、減収減益が続いているといった業績悪化の他に、意外な特徴がありました。「同じビルにおしゃれなカフェが入っている企業」や「同じビルに外資系企業が入っている」、「ビルの高層階に本社を構える」などの特徴が現れたということです。 「仮説だが、家賃が高いビルに入っている。コストが高い企業は、消滅スコア(リスク)が高い結果になった」(ユーソナーの吉川大基常務執行役員) 今後さらに検証を重ねて精度を高め、将来的には企業の営業支援に役立てたいとしています。 「統計的に集計できるので、日本・企業の状況を可視化できる。消滅スコア(リスク)が低いところにアプローチすると効率的に営業できる」(ユーソナーの吉川常務執行役員)