【2024写真蔵トップ10】<第5位>スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」。まずはプロトタイプで紹介!
日本仕様は1.5L+マイルドハイブリッドを搭載
Webモーターマガジン年末年始恒例のスペシャル企画、2024年1月1日~12月23日に紹介した「写真蔵」から人気の高かったモデルのトップ10をカウントダウン形式で紹介しよう。第5位は、2024年10月に発表される前に公開されたスズキ フロンクス(プロトタイプ)だ。(2024年8月11日公開・一部修正) 【写真はこちら】スズキのSUVとしては、いままでなかった流麗なクーペスタイルを採用。ユニークで個性を主張するデザインだ。(全15枚)
フロンクスは、スズキのインド子会社であるマルチスズキ インディアが製造する、スズキのグローバルカーだ。2023年1月にインドでワールドプレミアされ、中南米、中近東、アフリカなどで販売されている。したがって日本に導入されるフロンクスも、インド製となる。 全長は4mを切るコンパクトなボディながら、スズキ初のクーペSUVは実際のサイズより大きく感じられる。グリルから伸びた位置に配されたスモールランプ&ウインカーと、バンパーの両端に備わるヘッドランプによる顔つきは独特だ。 インテリアは最近のスズキ車に共通の質感が高められたもので、ボルドー/ブラックの配色は日本仕様とインド仕様では異なるという。サイズから想像されるより室内は広く、リアシートのフットスペースはクラストップレベルの広さだという。 日本仕様はパワートレーンもインド仕様とは異なり、1.5Lの直4 DOHCにマイルドハイブリッドを組み合わせる。トランスミッションは6速ATで、駆動方式はFFが基本だがインド仕様にはない4WDも設定される。 安全&快適装備はこのクラスとしては十分なレベルにあり、2024年10月の発表時には9000台もの受注があった(月間販売目標台数は1000台)。ヤリスクロスやWR-Vなど、群雄割拠のコンパクトSUV市場に、フロンクスがさらなる一石を投じたことは間違いなさそうだ。
スズキ フロンクス(市販モデル) 主要諸元 ※< >内は4WD
●全長×全幅×全高:3995×1765×1550mm ●ホイールベース:2520mm ●車両重量:1070kg<1130> ●エンジン:直4 DOHC+モーター ●総排気量:1460cc ●最高出力:74kW(101ps)/6000rpm<73(99)/6000> ●最大トルク:135Nm(13.8kgm)/4400rpm<134(13.7)/4400> ●トランスミッション:6速AT ●駆動方式:横置きFF<フロント横置き4WD> ●燃料・タンク容量:レギュラー・37L ●WLTCモード燃費:19.0km/L<17.8> ●タイヤサイズ:195/60R16 ●車両価格(税込):254万1000円<273万9000円>
Webモーターマガジン