「寝ながらタバコ吸ってない?」“子ども消防団”が仮設住宅団地で抜き打ちの防火チェック 石川県珠洲市
石川テレビ
暖房器具などを使う機会が増えるこの時期。珠洲市の小学生が結成した子ども消防団が仮設住宅団地で抜き打ちの防災チェックを行いました。 防災士: 「きょうは正院子ども消防団の放課後活動として第1仮設団地の防火チェック、抜き打ち防火チェックをみんなでしたいと思います」 今年7月に珠洲市正院町(しょういんまち)に住む小学生で結成した「子ども消防団」。9日は仮設住宅で火の取り扱いについて抜き打ちチェックを行いました。確認するのはタバコの扱いや電化製品の使い方などおよそ40項目。一軒一軒歩いて訪ねて住民に聞いて回ります。 「こんにちは!子ども消防団です!抜き打ち防火チェックをしに来ました」 宇都宮孝弘団長: 「寝ながらタバコを吸っていないですか?」 住民: 「吸っていません」 団長: 「コンセントとプラグの間にほこりは溜まっていませんか?」 住民: 「時々コンセントを抜いては掃除しています」 気温が下がり暖房器具を使う機会が多くなるこの時期。子どもたちの声掛けが地域の安全を守ります。 仮設住宅に住む人: 「子供たちの可愛らしい声が聞けて嬉しいです。部屋がかちゃかちゃだから片付けなくちゃなって思った」 団長: 「思っていたよりやっていなかった。みんな完璧かと思っていた」 Q 仮設住宅に済む人にはどう過ごしてほしいですか? 「完璧に過ごしてほしい」 子ども消防団員: 「地震とかもそうだけど火事とか他の防災のことにも注意してほしいです。」 子ども消防団では今後も仮設住宅団地で抜き打ちチェックを行っていく方針です。
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