芝・ダート不問で国内外の重賞を3勝したバスラットレオンが競走馬登録抹消 種牡馬入り
JRAは7日、2021年GⅡニュージーランドTなどを制したバスラットレオン(牡6・矢作)が同日付で競走馬登録を抹消したと発表した。今後は種牡馬入りする予定だが、繋養先は未定。 バスラットレオンは父キズナ、母バスラットアマル、母の父ニューアプローチという血統で、2歳夏に札幌で初陣Vを飾ると、その後も札幌2歳S3着など2歳重賞戦線で好走。年が明けて3歳になるとシンザン記念3着の後、3歳1勝クラスでルーキー(当時)の古川奈穂を背に逃げ切り、鞍上のうれしい初勝利を記録した。続くニュージーランドTでは藤岡佑を背に重賞初V。その後は苦戦を強いられたが、4歳になって遠征したドバイのGⅡゴドルフィンマイル(ダート1600メートル)で海外初挑戦Vを飾り、さらに5歳時にはサウジアラビアのGⅢ1351ターフスプリント(芝1351メートル)を制して3度目の重賞勝ちを飾った。 UAE、イギリス、フランス、サウジアラビア、韓国の5か国に加えて、国内でもJRA7場、地方3場を舞台に通算29戦5勝。4日のJBCスプリントで古川奈を背に8着となり、これがラストランとなった。
東スポ競馬編集部