GS東京の代表を発表、女子はパリ五輪組がゼロ 塚田監督は若手に期待/柔道
全日本柔道連盟は5日、強化委員会を開き、12月7、8日に行われるグランドスラム(GS)東京大会(東京体育館)の男女日本代表メンバー56人を発表した。女子は今夏のパリ五輪出場者は0人。五輪後に就任した塚田真希監督(42)は「国際大会への準備をして、それが試合でどれだけ感じられるか期待している」と、フレッシュな顔ぶれに期待した。 全7階級で4人ずつを選出。五輪で角田夏実(32)=SBC湘南美容クリニック=が金メダルを獲得した48キロ級では、2022年に高校3年でGS東京を制した19歳の宮木果乃(日大2年)ら3人の大学生と、古賀若菜(23)=JR東日本=が代表入りした。 男子は90キロ級で銀メダルの村尾三四郎(24)=JESグループらパリ五輪代表の3人がメンバー入り。今大会は25年世界選手権ブダペスト大会の選考対象大会の1つとなっており、28年ロサンゼルス五輪に向けた代表争いの本格的なスタートになる。