次世代のスマートモビリティとして期待大！ホンダ「EM1 e:」

先日開催された「東京モビリティショー2023」では、各メーカーブースに様々な電動モビリティが並び、それらは数多くのメディアに取り上げられ、世の人々にも少しは乗り物の変化が伝わったと感じられる。クルマのハイブリッドモデルやEVモデルは一般的なものになった感もあるが、バイクの方はと言うと、まだまだ知名度が低い。 【画像】次世代のスマートモビリティとして超話題！ホンダの電動バイク「EM1e:」を詳しく、写真を見る（全11枚） そんな電動バイクの裾野を広げようと国内バイク市場においてトップシェアを誇るホンダが一般ユーザー向けに晩夏に発売を開始したのが「EM1 e:」。シンプル＆クリーンなデザインのボディに静かでスムーズな走りを実現するモーターを装備し、次世代のスマートモビリティとして期待される注目の電動バイクの走りや乗り心地をリアルに体験すべく、街中で試乗をしてきた。

二輪の世界を広げるシンプル＆スマートな電動モデル

「ちょうどe:（いい）Scooter」を開発コンセプトとし、人々の生活スタイルにマッチするパーソナルコミューターを目指した「EM1 e:」。そんな車両に搭載されているのは、環境に優しく、静かで振動も少ない快適な乗り心地をユーザーに提供してくれるインホイールモーター。二輪にはじめて乗る人でも扱いやすいスムーズな出力特性となり、バランスの良いブレーキングをサポートしてくれるコンビブレーキも相まって、安心して走りを楽しむことができる。

ライダーの走りサポートしてくれるスマート装備もいい

シート下にはリチウムイオンバッテリーを採用した着脱可能なHonda Mobile Power Pack e:とグローブや雨具程度の装備を収納可能なラゲッジボックスを備える

EM1 e:の装備は、様々な情報をシンプルに表示し、特に時計やバッテリー残量等の情報を見やすくした反転液晶タイプのフルデジタルメーターをはじめ、視認性に優れるLEDライト、フロント右側にはスマートフォンの充電が可能なUSB Type-Aソケット、モーターの出力を抑えて省エネ走行を可能とするECONモードスイッチを搭載。 シート下には動力源であるリチウムイオンバッテリーを採用した着脱可能なHonda Mobile Power Pack e:（ゼロから満充電まで約6時間、満充電での航続距離は約53km）がセットされ、グローブや雨具程度のちょっとした装備を収納可能なラゲッジボックスも備えている。