「チアゴ・モッタの言葉に心を打たれた。初戦から “本物のユーヴェ”を見せる」33歳DFダニーロが開幕へ意欲 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ユヴェントスに所属する33歳のブラジル代表DFダニーロが、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで語った。 【動画】イタリア・サッカー界は闇だらけ!? カルチョ・ファン必見の物語
2019年夏にマンチェスター・シティからユヴェントスに加入し、セリエAで6年目のシーズンに臨むダニーロ。そんなブラジル人DFが現地時間6日のユヴェントスNext Genとの親善試合終了後、『ダゾーン・イタリア』のインタビューに応じ、新シーズンへ意気込みなどを語った。 「ここへ戻ってきてファンのそばにいられるのは最高だよ。今年は僕にとって6シーズン目になるが、毎年、初めてのシーズンの気持ちで臨んでいる。シーズン開幕まで時間はない。長いシーズンになるので、最善の準備をしていきたい」 過去にジョゼップ・グアルディオラやジネディーヌ・ジダン、マッシミリアーノ・アッレグリら数多くの指揮官の指導を受けてきたダニーロ。今夏、ユヴェントス監督に就任した41歳の若手指揮官チアゴ・モッタについて、自身の印象を明かした。 「カルチョに関して興味深いアイディアや戦術を持っているほか、インテンシティを求めている。インテンシティに関して、パスやボールを奪われた時のプレス、それから非保持の時もだが、全てにおいて練習時に常に僕らをチェックしている。そのインテンシティを試合でも見せなければならない」 ユヴェントスは新指揮官の下、日本時間20日に昇格組コモとのセリエA開幕節に臨むが、ダニーロは、優勝を求められる老貴婦人であるならば、初戦から“本物のユーヴェ” の姿を見せなければならないと意気込む。 「僕が合流した初日は、本当にしんどかった。2日目の練習が終わった後、監督から『ダニ、時間がないんだ。すぐにコンディションを整えてプレーできる準備をしておかなければならない』と言われた。このメッセージには心を打たれたよ」 「本物のユーヴェを見せるのを、第2節、第3節、第4節と先送りするわけにはいかない。チアゴ・モッタの本物のユーヴェは、開幕節からピッチで姿を見せなければならないんだ。まだ修正しなければならない点もあるが、初戦から僕らの野心を見せて、試合で披露するべきプレーをしなければならない」 続いてユーヴェDFは、新加入のMFケフレン・テュラムやMFドウグラス・ルイスについて見解を示している。 「2人はクオリティと計り知れない潜在力を持った素晴らしい選手たちだ。だが加入したばかりの選手たちなので、環境への適応に少し時間を要することを、僕らは知っておくべきだ。ユヴェントスは、他のチームでプレーするのと環境が異なるからね。だが僕は2人のことを信頼しているし、きっと良いパフォーマンスを見せてチームの力になってくれる、ユヴェントスにとって重要な選手になってくれると期待している」