「推し活」で“人生が破滅”? 指原莉乃、「King & Prince」高橋海人らは「好き」「憧れ」で成功へ
好きこそものの上手なれ…“好きを深める”が成功のコツ
何かをうまく成し遂げるには才能や努力も大切ですが、それ以上に“そのものが好きであること”が成功のカギになると思います。自分の好きなものをとことん追求し、その分野で名を馳せた人や、自身の新しいキャリアを開拓した人もいます。 さかなクンは魚類学者としての知識や唯一無二のキャラクターが評価されてさまざまな番組に出演しています。彼は小学生の頃にタコに魅了され、魚をはじめ海の生きものに対する愛情を広げました。魚にはそれぞれ個性や特徴があり、その姿に魅了されたそうです。魚一筋で生きてきた彼は、現在は東京海洋大学名誉博士・客員教授の肩書を持ち、各省庁と連携して魚にまつわる仕事をしています。 また、漫画好きが功を奏した芸能人も多くいます。2018年、鈴木砂羽さんは漫画好きが高じて「ボンちゃんがいく☆ 女優・鈴木砂羽のマンガ愛がはじけるコミックエッセイ」(集英社)を出版しました。また、「King&Prince」の高橋海人さんは2019年に少女漫画家としてデビューしています。彼は姉の影響で少女漫画にはまっていたそう。同年4月発売の「ベツコミ5月号」(小学館)に、描き下ろした「僕のスーパーラブストーリー! ~王子と男子は紙一重!?~」が掲載されました。 そのほかにも、「好き」が高じて活躍の場を広げた芸能人や著名人は多く存在します。推し活は、自身のライフスタイルやモチベーションを高めることに用いれば、生活の新たな扉を開く可能性があるものです。危険性もしっかりと理解しながら、楽しむようにしましょうね。
西田梨紗