あなたならどっち?女性問題vs政策実現?現金給付vs減税?【最新意識調査】
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年11月20日に公開された動画のテーマは、政策実現と個人的な問題のどっちが重要? ゲストにJX通信社代表の米重克洋氏をお招きし、政策実現と個人的な問題、国民民主党と与党との関係、税収の還元方法、年収の壁問題についての調査結果について解説をしていただきました。 【このトピックのポイント】 ・女性問題で辞職した議員と玉木氏の違いとは?! ・国民民主党が協力をしないと秒で立往生?!与党との関係は評価する?! ・現金給付と減税は世代間ギャップが大きい?!
個人的な問題と政策実現のどちらが重要か?
今回のテーマは『政策実現と個人的な問題のどっちが重要?』です。 選挙ドットコムで実施した調査結果をご紹介します。 最初の質問はこちらです。 Q.政治家の個人的な問題について 国民民主党の玉木代表は、自身の不倫に関する週刊誌報道を認め、謝罪しました。あなたは、不倫などの個人的な問題について、どのように考えますか? ①個人的な問題より政策実現が重要だ ②政策実現より個人的な問題のほうが重大だ ③わからない、答えない MC千葉佳織「『政策実現が重要だ』の方が多いですね」 米重氏は、この質問の主旨について、不倫ということで政治家の資質を問うべきなのか、それとも政策をやってくれればいいよというスタンスを取るのかということを聞きたかったと解説します。 結果として「政策実現の方が有権者としては重要だという回答が、今回の場合は多かった」と米重氏。「もちろん、絶対許さないという人もいるわけです。今回の場合は、玉木さんの対応が比較的早かったことが影響しているのか。個人的な問題について、すごく逆風になることは、この調査でも、他の調査でもあまり見られないというのが率直な印象です」 MC千葉「国民民主党の支持層の方は、男性の方が多いのでしょうか?」 米重氏は「国民民主党の支持層は、20代から40代。男性か女性かというと圧倒的に男性の方が支持率が高いというのは、前からの傾向」と言及し「男性の方がこういう問題に対して比較的寛容というのは否めないかもしれない」と述べました。 一方、同じ不倫問題で、過去に議員辞職に至ったケースもありました。玉木氏との違いはどこにあるのでしょうか? 米重氏は、イクメン議員と呼ばれたある議員の場合は、女性問題を起こしたという事実と政治家としてのマニフェストが直結したため、相当な逆風となりました。 玉木氏の政策は「手取りを増やす」であり「玉木さんの場合は、そこがあまり関係がなかったというところが大きいのではないかと思います」と分析しました。 MC千葉「仮に、今回のような不倫報道を例えば公明党で起こると違う動きになりますか?」 米重氏は「1発アウトだったかもしれないですね」と苦笑しました。