売れっ子なのに「街ですれ違っても気付かれない」...実力派キャリー・クーンってやっぱり誰?
<まだ名前を知らない人も多いけれど、話題作に相次いで出演している実力派について>
この笑顔の女性、誰だか分かる? 今や売れっ子だけれど、たぶん街ですれ違っても気付かない。「年のせいかな。映画スターっぽくないし」と謙遜する彼女はキャリー・クーン、43歳。 【関連動画】キャリー・クーン出演『ギルデッド・エイジ-ニューヨーク黄金時代-』『喪う』 ドラマ『ギルデッド・エイジ-ニューヨーク黄金時代-』でエミー賞主演女優賞にノミネートされ、ネットフリックスの新作映画『喪(うしな)う』にも出演している。 『喪う』はアザゼル・ジェイコブス監督作品で、父親をみとるために急きょ集まった3姉妹(クーンとナターシャ・リオン、エリザベス・オルセン)の心の機微を淡々と描く。 「ありそうな話だけれど、そこはアザゼル・ジェイコブスの作品だから」、見てのお楽しみだとクーンは言う。家族に言わせると、普段の彼女は結構「のんき」らしい。でも仕事ではハイテンションで神経過敏な人物を平気で演じている。 「演技は大げさなくらいがいい。大胆に、役になり切らなくちゃ。遠慮してやったら、そんな演技はきっと退屈」 次も話題作への出演が決まっているから、みんなに顔を覚えられてしまうのは時間の問題だが、すれ違っても「気付かれないくらいがベスト」だと語るクーンに、本誌H・アラン・スコットが聞いた。 ――『喪う』に出ようと思ったのはなぜ? 明確なビジョンを持つ監督と仕事をするのは楽しいし、監督が「ナターシャ・リオンとエルザベス・オルセンも出るぞ。この作品は君たち3人のために書いたんだ」と言ってくれたから。こんなチャンスはめったにない。 ――リオンやオルセンとの共演は特別だった? たいていの映画なら、私たちみたいな女は一人しか出てこない。同じ世代で、いま最高に輝いている女優さんたちと一緒に仕事ができるというだけで、すごくうれしかった。アーティストとして、最高にワクワクした。 ――ドラマ『ギルデッド・エイジ』はSNSですごく話題になり、ヒットもした。 X(旧ツイッター)で、ゲイの人たちが推してくれたおかげね。そうでなかったら、あの作品が今の時代精神に受け入れられるとは思えない。これってすごいこと。 ――次には人気ドラマ『ホワイト・ロータス/裏事情だらけのリゾートホテル』のシーズン3が控えている。 実感がないな。俳優組合なんかのストは終わったばかりで、まだ何も動いていないから。でも『ギルデッド・エイジ』に続いて『ホワイト・ロータス』にも出られるなんて、すごい幸運。ええ、信じられないくらい感謝している。
H・ アラン・スコット