ヒズボラからのドローン攻撃受け…「レバノン全土を攻撃」イスラエル首相が反撃を明言
イスラエルのネタニヤフ首相は、イスラム教シーア派組織ヒズボラからのドローン攻撃で兵士が死傷したことを受け、「レバノン全土を攻撃する」と反撃を明言しました。 ネタニヤフ首相は14日、ヒズボラからのドローン攻撃で兵士4人が死亡し、70人以上が負傷したイスラエル北部の軍の施設を訪問しました。 ネタニヤフ首相は、兵士らを前に「我々はベイルートを含むレバノン全土でヒズボラを容赦なく攻撃し続ける」と述べ、反撃することを表明しました。 今回の攻撃は、一連の戦闘が始まって以来、イスラエルが受けた最大の被害とされています。 一方、ワシントンポストは、ネタニヤフ首相がイランへの反撃について、石油関連や核施設ではなく、軍事施設を標的にするとアメリカに伝えたと報じました。 全面戦争を避ける形で、反撃は限定的になるとの見方を示しています。 時期については、アメリカ大統領選挙の前に実施されると伝えています。
テレビ朝日報道局