大谷翔平の衝撃成績“6月通算48本塁打”「オオタニは宇宙人か」全米が騒然Mr.ジューン史…ベッツ骨折、山本由伸離脱ドジャースを救えるか
大谷にとってメジャー1年目の6月は試練だった
通算190本塁打のうち48本塁打がこの月に放ったということもあって、6月は大谷と好相性……という印象がある。ただ、出場試合数が少ないメジャー1年目の2018年にはいきなり試練が訪れていた。 右ひじの内側側副靱帯損傷が発覚し、故障者リスト(IL)入りしたのだ。その時点でエンゼルスのソーシア監督(当時)はトミー・ジョン手術と保存治療のどちらを選択するか明確にしなかった。 その後、7月から戦線復帰した大谷は打者専念で安定した成績を残してア・リーグ新人王を獲得した。その一方で9月、右ヒジに新たなダメージが見つかり、シーズン終了後にトミー・ジョン手術を受けることになった。
サイクル安打、曲芸打ち、超高速打球の2年目
<名言2> 状態は上がってきているのかなと思いますね。 (大谷翔平/NumberWeb 2019年7月1日配信) https://number.bunshun.jp/articles/-/839882 ◇解説◇ 6月に鮮烈な印象を残す大谷は2019年にも1つ、偉業を成し遂げている。それは6月13日のレイズ戦、日本人初となるサイクル安打をマークしたのだ。本塁打を放つパワーと、二塁打、三塁打にできるスピードとコンタクト能力の高さを示す記録と言っていいだろう。 そんな大谷がサイクル安打以外で2019年6月に話題になったのは、26日のレッズ戦だった。1-1の同点で迎えた8回、無死二塁のチャンスで迎えた大谷は2ストライクに追い込まれたものの、内角ヒザ元にきたチェンジアップを“くの字”に体をひねりつつ、ヘルメットを飛ばしつつ逆方向に打ち返すレフト前ヒットを放った。 さらに“曲芸打ち”前の第3打席に右中間への二塁打を放っているが、打球速度は当時自己最速となる115.2マイル(約185.4キロ)をマークした。大谷も試合後に納得のコメントを残した2打席を受けて、まるで〈イチローと松井秀喜を足して2でかけたよう〉と表現する専門家もいたという。 大谷はこの年の6月も月間9本塁打を放っており、アメリカの野球ファンをうならせ続けている。
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