被爆80年初の「反核9の日座り込み」 雪の中で約100人が核兵器廃絶へ誓い【長崎市】
長崎市の平和公園では今年初めての「反核9の日座り込み」が行われました。 時折、雪が散らつく中、今年初めての「反核9の日座り込み」が行われ、被爆者や被爆体験者など約100人が参加しました。 県平和運動センター被爆連の川野浩一議長はウクライナなどの戦禍を思いながら、「戦争が行われていた80年前に正月はなかった」と当時を振り返り挨拶しました。 今年で被爆80年、被爆者の高齢化が進んでいます。 県平和運動センター被爆連 川野浩一議長(85) 「私の知る人たちも何人も亡くなっている」「どこまで頑張れるかわからないけど、頑張れるところまでは頑張る」 中には、夫婦で参加する人もいました。 八木一郎さん(88) 「戦争はダメだと世界中まとまっていかなければならないと声高に叫んでいきたい」 妻 道子さん(85) 「これが85歳と88歳の老夫婦の願い」 集まった人たちは、核兵器のない世界の実現に向け声を上げていこうと思いを新たにしました。
テレビ長崎