「Pixel Watch 3」ユーザーが「Apple Watch Series 10」を使って分かった驚き
意外と長持ちするバッテリー
実は、これまで漠然と「Apple Watchはバッテリー持ちが悪い」と思っていたのだが、Apple Watch Series 10の46mmモデルに関しては、常時表示オン/各種通知オン/80分の屋外ウォーキング/睡眠計測という使い方で、24時間経過後もバッテリー残量は47%だった。もちろん、Apple Watch上で頻繁にアプリを使うような場合はもっと短くなるだろうが、そうした使い方をしたとしても、丸2日は厳しくても1泊2日程度なら充電なしで問題はなさそうだ。また、Series 10は30分で0%から80%にできる高速充電にも対応している。 Pixel Watch 3の45mmモデルも、24時間の利用でバッテリー残量は45%ほどだが、充電速度は80%の充電に約50分かかる。
Apple Watchは手間がかからないのが魅力
短い時間だがApple Watchを使ってみて、改めてApple Watchの使いやすさに感心してしまった。何が使いやすいかというと、特に操作方法を覚えなくても直感的に使えてしまう点だ。また、特段設定をしなくても、必要な機能があらかじめオンになっていることも気に入った。 最近のスマートウォッチは、見かけのバッテリー持ちの良さをアピールするためなのか、常時表示や血中酸素レベルの測定、心拍の24時間測定などがデフォルトで無効になっていることが多い。Pixel Watchも常時表示はデフォルトでオフだ。 多くのスマートウォッチは数日使ってから「そういえば表示されない、測定されてない」と気が付くこともあるのだが、どこで有効にできるのかを探すのにも苦労する。そうした面倒がなく、誰でも簡単に使い始められるという辺りも、Apple Watchが世界一売れているスマートウォッチである理由なのかもしれない。
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