ロッテ・吉井監督、ソフトバンクからFAの石川柊太獲得に直接出馬へ
ロッテ・吉井理人監督(59)が、国内フリーエージェント(FA)権を行使したソフトバンク・石川柊太投手(32)の獲得に向け、交渉の席につく見込みであることが16日、分かった。他球団との争奪戦が必至となる中で、最大限の誠意を示す。 【写真】「サイン、書きに来たで~」笑顔で歩み寄りファンと交流するロッテ・吉井理人監督 吉井監督は2015年にソフトバンクの投手コーチを務めており、石川とは選手とコーチの間柄だった。また、石川はZOZOマリンで今季3試合に登板し、2勝0敗、防御率0・00。最大の武器であるパワーカーブはマリン特有の風でさらに効果的となる。 ロッテは今季10勝を挙げた佐々木のポスティングシステムを利用したメジャー挑戦が決まり、吉井監督は「結構大きい穴だと思うが、1人で埋めるのはなかなか難しい。みんなの力で埋めていきたい」と話している。先発陣の戦力を充実させるために、近々行われる交渉の席で直接熱意を伝える。